ピアノ・チェンバロ教室の概要/講師プロフィールなどは「カテゴリー」からご覧ください。
2012年07月17日
7月13日(金)、ひどく降る雨の中、7月1日(日)に新しくオープンした「黒崎ひびしんホール」に行ってきました。
当日は、スタインウェイのピアノ開きで、ピアニストの小山実稚恵さんのソロコンサートでした。ホール内は天候が悪いにもかかわらずほぼ満席。
日本を代表するピアニスト、小山さんの独奏会だけあるな~と感嘆した次第です。
スタインウエィのピアノは、数ある中から、小山さんご自身が選定された新品だとか。前日から小山さんが弾き込みをされて臨んだ当日ですが、やはりコンサート開始直後は、ピアノの響きがいまいちでした。
それが、プログラムが進むにつれて、ピアノ時代がどんどん変化し始め、音色が豊富、かつ、音の幅が広がりはじめ、演奏会終了間際と開始直後では、全く異なるピアノのような状態でした。
小山さんのおかげで、ピアノ開きは大盛況に終わりましたが、楽器は弾き込み如何で、良くも悪くもなります。
私が携わっている響ホールのチェンバロがこの問題を未だに抱えている次第です。
演奏会の中で、小山さんが「雨の中ご来場くださった御礼と終了後には雨がやんでいれば・・・」とお話されていましたが、そのお気持ちが通じたのか、帰宅時はウソのように雨がやみ、足取り軽くJRの駅へとむかいました。
この記事へのコメント
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。