2010.06.26 通訳協会第1回勉強会

kazumi-san

2011年02月14日 19:48

6月26日(土)午前、今年度第1回目の勉強会があった。

今回の講師は、インドネシア人のIndriyani RACHMANさん。同じくインドネシア人のご主人のお仕事の関係で、今はご家族と共に日本に住んでいる方。

講座の内容は、彼女の国、インドネシアについて。地理的な事などの一般論から、女性の視点でみての、食べ物などの生活慣習、文化教養などなど、盛りだくさんのお話。特に、ご自身の民族衣装を持ってきて、我々に試着させてくださったり、Anqklungという、竹製の楽器を使って、演奏させてくれたりと、聴講する我々にとって、ただお話を聞くだけでなく、体験を交えた内容に対して、あっという間の1時間半だった。

ところで、基本的に勉強会時に使用する言語は英語。
だから、講師を依頼する際、アメリカやイギリス、オーストラリアなど、英語を「母国語=公用語」とする人が多いが、RACHNANさんのように、母国の事情から、教育システムにおいて、幼少時から英語を勉強する人たちもいるんだと、改めて知った。確かに、同じ国の中で多民族が共存していると、公用語が必要になってくる。日本の英語教育のそれとは事情が違う。

今回は、英語の苦手な私でも、言葉がわかりやすく、内容が日常生活に関連のあることだったので、説明も明確に理解できた。

とにかく、語学は忘れないための地道な努力が欠かせない。その地に居れば、否応がなしに勉強するが、今の私は日本語オンリー。かくいう、Indriyanaさんは日本語もとても堪能だった。

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