2011年10月01日

条件が整ってこそ・・・・。


この写真のチェンバロは、9月23日(祝)の九響第51回北九州定期演奏会で使用した楽器です。

そしてこれは、北九州市立響ホール所蔵、故堀栄蔵氏製作の「タスカンのフレンチモデル1760」で、2006年より私が響ホールチェンバロ教室にて、レッスンの際に使用している楽器でもあります。

この楽器は初対面時、ほとんど弾かれておらず、宝石に例えるなら「ダイヤモンドの原石」でした。当時の担当者に「良い楽器なのにこれではかわいそうです。弾かないなら私にください。」と、申し出たくらいです。

それ以来、このチェンバロは、響ホール主催の教室にて、定期的に使用されるようになりました。
そして今は、楽器に触れてくださる、教室の受講生さん達のおかげで、みちがえるようになりました。

ただ、チェンバロにはピアノ以上に、各々個性があるうえ、その時の天候や、楽器の管理・保管状態に左右され、いつも100%良い状態を望むのは難しいです。

それでも、調律師さんと共に、その時の天候、楽器の状態と癖を把握して、できるかぎりの最高の状態まで、楽器を仕上げる事に努めます。
そしてそれができるは、良い楽器を作ってくれた製作者のおかげです。

質の良い楽器(製作者)・メンテナンスをして下さる方(調律師)・演奏者、この三者がそろってこそ、チェンバロという楽器の魅力・醍醐味がわかり、聴衆へ伝わるのだと、思います。

最後に余談ですが、リハーサルで弾かせてもらったチェンバロは、九響交響楽団所蔵の楽器で、偶然にも響ホールと同じ製作者の同じモデルでした。

ただし、交響楽団は通奏低音で使用する事がほとんどだからでしょう。
弦を撥くツメは、響ホールのそれとはかなり違っていました。
どう違っていたかは秘密です。



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