2011年02月21日

チェンバロについてPart2

今日は、チェンバロという楽器についての続編です。

前回は、チェンバロが西ヨーロッパの古い鍵盤楽器である事、その起源と語源、そして、国によって呼び名が異なる事を書きました。

では、チェンバロってどんな形をしているのでしょう?

少し見づらいですが、上記の資料は、7月30日に、北九州市立響ホールで催された「チェンバロ体験教室」にて、使用するために私が作成した、楽器の写真一覧です。

チェンバロには、現代のグランドピアノの形に似たものから、長方形や矩形など、いろいろな形があります。

そして、鍵盤が1段のもの、2段あるもの、それから、鍵盤の白黒の配置もさまざまだし、鍵盤の数も、楽器によって異なります。

チェンバロには、現代のピアノのような規格がありません。
楽器は、手作業で製作されます。


音を出すしくみは、鍵盤を押すと、先端のジャックと呼ばれる部分が持ち上がり、それにセットしてある、1~1,5mmの小さな爪が、弦をはじいて音が出る構造です。

チェンバロは、鍵盤が付いていて、弦を爪ではじいて音を出す、撥弦有鍵楽器です。


ちなみに、上記の資料には、「ヴァージナル」や「スピネット」と呼ばれる楽器が含まれています。

「ヴァージナル」は、おもに16世紀にイギリスで流行した、チェンバロの一種、「スピネット」は、15世紀末に生まれ18世紀末まで愛用された楽器です。

これらは、形は異なりますが、すべての楽器に、鍵盤が付いていて、発音機構が同じです。

それで、「鍵盤を押すと、弦を爪ではじいて音を出す構造の楽器」を、総称して「チェンバロ」と呼んでいます。


次回は、チェンバロとピアノについて書きます。



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